top of page
検索
執筆者の写真admin

Office as a Service(OaaS)の時代 2

具体化イメージ⑴ 人・スペースの共用・効率化


ハイブリッド勤務の定着により、会議室不足が顕在化してきました。コロナ以前からの1on 1ミーティングの普及に加えて、在宅ワーカーとの連絡を含むオンライン会議が大幅に増え、会議室を一人で使うニーズの激増が原因のようです。 Beyond コロナのオフィスでは総面積の約16%を占めていた会議・ミーティングスペースの大幅増加が想定されます。加えてオンライン会議を開催する際にディスプレイやマイク・スピーカーなどの新たな特化機能も求められます。このような新しいスペースニーズを個別企業がテナント区画内に独自で確保するのではなく、一部を共用化してスリム化してはどうでしょうか。それに加えて人材リソースについても接客・アシスタント業務の周辺業務だけでなく、デジタル、イノベーション分野などの新しい特化人材の共用ニーズが想定されます。各企業のオフィスワークを新規事業開発などのクリエイティブワークに集中させるためにも、「人・スペースの共用・効率化」が有効になると考えます。例えば個別で確保していた会議・ミーティングスペースの1/4でも共用化できればどうでしょうか?(例示試算すると1万坪月坪2万円のオフィスの場合:16%=1600坪の1/4、400坪を共用・効率化できた場合、月額800万円、年間9600万円以下の共益費負担であればメリット有り) Oaa S の第一ステージとして人・スペースの共用・効率化は有効であると考えます。

最新記事

すべて表示

開発コンセプトの方程式 ベクトル・メイク ⑥

【内容】 コンセプトの作り方の共有 開発コンセプトの方程式 開発コンセプトの抽出事例     1.コンセプトの作り方の共有 開発コンセプトはステイクホルダーの間で共有されて初めて機能します。 「コンセプト」という言葉が広く認知されている割には、曖昧で宙ぶらりんな状況が続いて...

開発コンセプトづくりの課題と注力点 ベクトル・メイク ⑤

【内容】 開発構想の進め方の現状 都市開発の三層構成 どのような界隈を作るのか?     1.開発構想の進め方の現状 都市開発において、当然ですが「建築のあり方」は極めて重要です。 ですから「③設計コンセプト」の手がかり(設計与件)となる「①開発コンセプト」「②施設コンセプ...

ワークショップの可能性と進め方 ベクトル・メイク ④

【内容】 納得解を導くワークショップ 「やるか?」「やらないか?」 より腹落ちするために     1.納得解を導くワークショップ 私たちは、開発コンセプトの抽出にあたって、ワークショップの実施が有効だと考えます。 ワークショップとは、開発プロジェクトのスタッフを中心に、多様...

Comments


bottom of page